33歳。現在は海外在住。ナイトワークは横浜と東京で7年前に経験しました。
働いた理由は留学資金を貯めるためです。キャバクラでたくさん稼ぎたかったのに、見た目が落ち着きすぎているという理由で20代なのに熟女キャバクラで働くことに。
それからバニガールの格好をして接客するガールズバーや、銀座のホステス、ショークラブなどを経験しました。
現在の仕事は在宅ワーカー。家族はなし。現在の年収は150万ほど。水商売は熟女キャバクラで夜の3時まで働くと1日に2万円とかもらえた時がありました。
ショーダンサーの仕事内容と時給について
たまたまインターネットのナイトクラブ求人を見て選びました。
水商売でも音大生や歌手の卵とかが働いていると書いてあったので、良いなと思い応募しました。
ショークラブなので各々が歌うショータイムがありました。
面接ではもちろん、歌の試験もあります。
たまたまだったのですが、クラブに来たことがあったと言うのもあります。
音大で教えていた有名な先生の親戚が経営しているところのため、先生が自分のディナーショー会場として利用していました。
昔は歴代の総理大臣も来る由緒正しいクラブだったらしいです。
ショーダンサーってどんなことをするの？
お店自体は19時からでしたが、18時に来ることも可能です。早く来たら着替えて、発声練習なども可能です。
ピアニストがいたらピアノと合わせができます。
19時に開店し、お客さんが来たら席に着いてお話をします。
店内にはカラオケがあるので、ショータイム以外はお客さんが歌って楽しむのを盛り上げます。
基本的にショーで売っているので、キャバクラやパブの様なお触りはなしです。
でも、お客さんの対面で座ります。歌手を目指す男の子も働いていました。飲み物はシーバスしかなく、働いている子が水割りします。
ショータイムになると店内の照明が変わり、客席から一度出ていきます。
そして各々歌をソロで歌います。
歌い終わったらまた席に戻るの繰り返しです。
基本的にショータイムは一回ですが、新規のお客さんが来た際にはまたやることがあります。
お客さんが誰もいない時は、電話営業をします。
クラブの固定電話から、お客さんに来てくださいと電話する仕事がありました。
電話をする際には名前と出身大学と何を歌うから来てください、みたいなことを言う必要がありました。
同伴をしていたお姉さんはいましたが、基本的にアフターはなし。
時間になれば終わりです。
給料は手渡しでした。
ショーダンサーの仕事で大変だったこと
音楽でお金をもらうのはとても難しいことなので、お酒の先での演奏にしてもお金をもらえたことは嬉しかったです。
プロだと感じられました。
キャバクラのカラオケでお客さんからお金を個人的にもらったことはありますが、ショークラブのメンバーとして正式に歌でおさわりとかなしにできたのはよかったです。
デメリットは学歴社会な点と美容整形を強要されることです。
芸大など高学歴の女の子がもてはやされていました。
お客さんも「芸大の子がいないなら今日は帰る」というケースがありました。
私は芸大出身ではなかったので、風当たりがきつかったです。
美容整形に関しては、お店のママがクリニックの先生と繋がりがあったため(ママが美容整形をしていました)、かなりしつこく勧められました。
お店の給料の前払いとかでもできるシステムだったので、危険でした。しかもママがカウンセリングについて行って注文します。
お店の女の子でもともと可愛い子だったのに美容整形をしてしまった人がいました。
印象深い思い出
初出勤の日、有名な政治家さんが来ていました。ちょうどその時自分の母と祖母も呼んでいました
キャバクラ・ガールズバーなどは家族に隠れてバイトをしていましたが、ショークラブなら堂々と働けていました。
お店に誰もお客さんが来ない時もあったので、家族を呼んだ時に有名人が来ていたのは良かったです。(当時の立憲民主党の党首と補佐です)
家族もちゃんとした人が来るお店だと安心していました。
私が家族を連れてきたということもあり、クラブで一番良いドレスを貸してもらえたのも良い思い出です。
初回では美容整形をしつこく勧められることもなかってので、気持ちよく働けました。
政治家の方もカラオケがとても良い声だったので、お世辞や無理な盛り上げとかではなく普通に楽しめました。
ショータイムで歌った際はあまり政治家の方からのリアクションがなかったですが(おそらく自分がカラオケで歌っていたかった)、家族が大満足なのでよかったです。初出勤がいい思い出なので、それから嫌なことがあってもしばらくは続けられました。
今からショークラブで働きたい人へ
やはり、どんなに軽くても水商売なのでいやなことがあります。
酔っ払う人の対応や、美容整形の問題、暇な時のお客さんへの営業電話などかなりきつかったです。
綺麗なことばかりではありません。
アドバイスとしては、受け流せる様になるスキルを持つことです。
お客さんはろくに自分が言ったことを覚えていません。
お酒を飲んで楽しくなって帰れれば成功なのです。
何か気になることを言われても、間に受けずに流すことが大切です。
ママは結構根に持つタイプで大変でしたが、ママの言うことも流してれば大丈夫です。
水商売はストレスとの戦いなので、気にしなくなる術さえ覚えれば楽しく働ける様になると思います。
キャバクラよりはずっと楽でしたし、銀座のクラブのようにたくさん飲む必要もないので健康にも良いと思います。
ショークラブ自体はあちこちにあるので(横浜にも大きいところがあります)、歌や楽器ができてちょこっと水商売をしたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか？
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