在宅ワーク、クラウドソーシングの仕事を探している人の中で、一番身近で人気が高いのが「ライター」です。
ライティングの仕事には、色々な内容のものがあります。特に女性の中で人気が高いのが「衣食住」、中でも「食」です。料理レシピや栄養関連、手芸などのハンドメイドのライティングです。
さらに、アフィリエイトと呼ばれる、化粧品やサプリメントなどの宣伝をし、広告を貼り付けて公式サイトへ誘導するライターです。
さらに、記事の依頼をするクライアントによって、記事を書く形式も、報酬も異なります。そこで、色々なライターの仕事と内容について、ご紹介しましょう。
副業ライターの仕事内容と必要スキルについて
ライターとは「ライティング」つまり記事を書くことが仕事です。
かつては雑誌や新聞、本、フリーペーパーなどで記事や文章を書いていた人がほとんどでした。現在はネットのサイト記事を書く仕事が多くなり、色々な人が活躍しています。
ライターの仕事には、テーマだけを決められて、好きなように書くフリー度の高いライティングから、テーマはもちろん、各様式、見出しと全て決められていて、決まりに沿って書く仕事まであります。
ライターの仕事は時間に融通が利く
まず、ライターの仕事をする皆さんは、一体どんなきっかけでライターの仕事を始めるのでしょうか?
- 結婚や出産をきっかけに
- 子供の保育園や小学校入学をきっかけに
- 住宅ローンの足しにするために
さまざまあると思いますが、はやりパートの副業だけだと時間制限もあり、子育てや家庭のやりくりとの両立が難しいという人も多いかと思います。
そんな時に隙間時間でできるライターの仕事は無駄なく作業をお金に換えられるというメリットがあります。
ライターの仕事に必要なスキル
ライターになるには、学歴も資格も必要ありません。誰でも取り組むことができる仕事のため、専業主婦や仕事を持つ女性の副業として人気が高まっています。
中には、アンケートのように文章そのものが100字程度で、スマホでも書くことができる仕事もあるため、パソコンのスキルが不要なものもあります。
とはいえ、ほとんどのライターはパソコンを使って仕事をします。
そこで、ライターに必要なスキルはWordやExcelが使えること、文字のタイピング速度が速いこと、誤字脱字ができるだけ少ないことと言われています。
また、ライターが書く記事は、誰か他の人が書いて発表した文書を使うのは禁止されています。これは著作権という問題から、ライターが発表した記事を守るためです。
しかし、お店や自治体、ホテルなどの紹介は、ある程度同じ内容を書くことが多くなります。
そこで、「コピペチェック」をしながら、他人が書いた文書と重なることがないよう、気を付けながら書くことが大切です。
それでも長くライターの仕事を請けていると、同じような依頼の仕事をすることがあります。
同じ人間が書く記事のため、どうしても同じような書き方になってしまいます。
そこで、同じテーマでもクライアントが異なる場合は、しっかりと記事の書き分けができることも必要となります。
資格や学歴を不要とし、誰でもできる仕事ですが、ある程度の文章を書く力は求められるかもしれません。
できるだけ、色々な言葉使い「語彙」の数が多いと記事を書くのが楽になるかもしれません。
日本語は他の国の言葉と比較すると、たくさんの語彙があります。
語彙を活かして記事を書くことで、他の人との記事との違いが出て、たくさんの種類の仕事をこなすことができます。
高収入の副業ライター案件の探し方
ライターの仕事がしたい、と思ってもどうやったら高収入のライターの仕事を請け負うことができるのでしょう。
元々雑誌やフリーペーパーの記事を書いていた人は、リモートワークが推奨されるようになると、そのままライターとして在宅ワークの仕事を続けることができます。
しかし、誰もがこういった機会を持っているわけではありません。
安定収入を得たい人は求人サイトを見てみる
フリーランスの本業を持っているけれど、安定した収入が欲しい人は求人サイトで募集しているライターがおすすめです。
求人サイトから申し込むと大手企業案件を引き受けることになります。
企業に所属するライターとしてライティングの仕事になります。
正社員として通勤したり、定期的に企業に行くこともあります。
記事の数が多く高収入になります。
経理や会計、医療や福祉など専門の資格や経験が必要となることが多く、誰でも受けられる仕事ばかりではありません。
記事の文字数も10万文字以上という量で、かなりハードな仕事となります。
頑張り次第で、月数十万円になることもあります。本業そのものであまり稼ぐことができない、といった人の副業としておすすめです。
正社員として働くライターと、リモートワークとして委託業務を請けるライターを募集しています。
初心者でも案件が見つかるのがクラウドサービス
一方未経験者、初心者でも案件がすぐに見つかるのがクラウドサービスです。一見同じようなサービスであっても、クライアントの属性も違い、受注できる仕事の内容や報酬も大きく変わってきます。
ここではおすすめのものをまとめてみます。
クラウドワークス
単価は低いものが多いものの、募集件数はクラウドソーシングサイトでナンバーワン、初心者でも手軽に始めやすいライティングの仕事が多いサイトです。
自分で探してライターとしての仕事をすることもありますが、数をこなしていくと、色々なクライアントから直接連絡が来ることもあります。
中には高額な案件もあり、月10万円以上になる人もいます。時間の制限がないものが多く、気軽に副業として仕事をしやすいサイトです。
ランサーズ
クラウドワークスと並ぶ、クラウドソーシングの二大サイトですが、こちらは単価が高いものが多いのが特徴です。しかし、募集件数はクラウドワークスと比較すると1/5くらいになります。
専門的な内容のものが多く、ライターとしてスキルを重ねた人におすすめのサイトです。
ライターステーション
ライターに特化したクラウドソーシングのサイトです。ライターの登録は募集の時期があり、常時募集しているわけではありません。
次回の募集予定時期は2021年3月ということです。色々なサイトに登録をしておきたい、ライターの仕事をしっかりと受けたい言う人におすすめです。
ザグーワークス
A8ネットで募集しているのでアフィリエイトの案件が多く、報酬も高めに設定されています。レビュー記事を中心にライターの仕事をしたい人は利用してみると良いかと思います。
ライターの仕事内容と納品の具体例
ライターの仕事内容は、記事を書く仕事になります。
記事の内容は多種多様ですが、自分が書きたいものをいつも自由に書けるわけではありません。ライティングという仕事のため、発注者の希望に沿った記事を書きます。
- 記事のテーマ
- 記事内容
- 文字数と報酬
- 記事の書式
- イラストや写真の有無
- その他
記事のテーマはトレンドが多い
テーマの多くは、一般の人が興味を持つ内容、面白いと思う記事になります。そこで、その時代や時期に合わせた話題の内容で募集を書けることが多くあります。
例えば、「ふるさと納税」が始まったころやニュースなどで取り上げられるようになった時期には、多くのサイトでライターが「ふるさと納税の紹介」や「ふるさと納税の人気ランキング記事」を書いています。
ビットコインが話題になった時は「仮想通貨」についての記事、高齢者社会や年金問題が話題になると、こういった記事が増えています。
新しい映画やアニメが始まると、ネタバレの記事などの募集もあります。このように記事のテーマは色々ですが、自分が興味を持ったものや、得意とする記事から始めると書きやすいです。
時期や季節に左右されず、募集があるのは「衣食住」に関するハウツー記事です。時短料理や簡単な手芸、断捨離など生活の知恵のような記事は、定期的に募集がかかることがあり、主婦の仕事経験のある女性におすすめです。
内容は完全自由とセールス記事がある。
記事の内容は、テーマに沿っていれば自由に書いていい場合と、発注者の意に沿った内容を書く場合があります。自由記事ではなくアフィリエイト記事になると、商品広告につながる記事を書くことになります。
読んだ人が「商品」に興味を持つような内容に仕上げる記事内容にします。商品セールスにつながるようなひな形がある案件の方が若干報酬が高めです。
文字数と報酬単価の平均について
ライターが書く文字数は、100文字くらいから10万文字を超える記事を依頼されることもあります。それによって報酬も異なり、フリーランスのライターでは、1文字0.2円くらいから、1円くらいまでの高額なものもあります。
クラウドソーシングのサイトに登録して仕事をする場合は、中間手数料が引かれるため、本来の報酬よりも2~3割少なくなります。
記事納品の書式は何?
記事の書式には、普通のWordで書く場合が多くあります。
しかし、あらかじめ決められたフォームに書いてもらうこともあります。他にも、専門のフォームでお願いされることもあり、指示された書式に合わせて書くことが必要です。
エクセルやワードの納品もあるので、本格的にやりたい方はソフトを事前に入れておくといいでしょう。
イラストや写真アリは報酬が高い。
記事のよっては、文字だけでなく写真やイラストを入れるよう指示されることもあります。
この時、写真やイラストは決められたフォーム内から選ぶ場合と、フリーイラストや写真から選ぶ場合があります。フリーイラストには「イラスト屋」の他に「AC」などといったフリー素材専門のサイトを利用します。
また、商品紹介の場合は、楽天やAmazonなど指定された通販サイトから画像を選ぶこともあります。
文字コンテンツに加え、画像の挿入までが条件に加わるので文章納品に比べて報酬単価が高めに設定されています。
まとめ
ライターの仕事を副業にするには、専用のサイトに登録することが一番です。家事の傍ら、本業の傍らに仕事をするには、あまり無理をしすぎると、どちらも中途半端になってしまいます。
そこで、ライターの仕事を副業にするには、自分のペースや適量を知って仕事をしましょう。
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