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洋菓子屋の製造工場バイトはきつくて大変?現場の問題点と向き不向き

兵庫県在住の40代・女性です。現在は、市内にある洋菓子製造工場のラインスタッフとして、パート勤務をしています。勤務年数はおよそ4年です。1日あたりの勤務時間は7時間、週に4日間のペースで働いています。

今回は洋菓子の工場で働いてみたい人に現場はどんな感じなのか?きつい点や向き不向きなんかをお話しできたらと思います。

目次

洋菓子工場の現状の問題点について

まずは洋菓子工場の現場で感じる問題点です。

  • 慢性的な人手不足
  • 定着率の低さ
  • 外国人に対する研修体制が万全ではない

工場の求人に応募して面接に行った際、形式的な面接だけで、すぐに採用が決まって驚きました。実際に勤務してみると、慢性的な人手不足の状況で、求人数に対する応募者が少ないという傾向があるということが分かりました。

また、新しいスタッフが入ってきても、すぐに辞めてしまうというケースも多く、離職率が高いという点も、大きな問題たと感じています。早い人はわずか一日、一週間以内に仕事を辞めてしまう人が多いです。

仕事内容自体は単純作業の連続で、慣れてしまうとさほど負担にはならないのですが、頻繁に人の入れ替わりがあり、その都度、新たな人間関係の構築を求められるのが大変だと感じてしまいます。

近年は、外国人の就労も増えていますが、なかには日本語の語学力があまり高くない人もいるため、もう少しきちんとした研修制度があった方がよいのではないか、と思うことも多々あります。

洋菓子工場の需要の変化について

コロナ渦で外出自粛が求められる傾向が強まるにつれ、手土産として洋菓子を購入する人が減少した影響で、一日当たりの製造量が少なくなりました。お歳暮やお中元のシーズンといった繁忙期であっても、コロナ前ほどの忙しさがなくなったと感じています。

特にコロナ突入後一年ほどは、繁忙期に短期で働く臨時スタッフの数が目に見えて減ったのが印象的でした。

実店舗で洋菓子を購入する人が少なくなった一方で、オンラインショップでの需要は高まってきたため、送料無料キャンペーンやポイントアップキャンペーンの実施時など、実店舗よりもオンラインのキャンペーンと連動して、製造量が増えるという傾向があると認識しています。

収入に関しては、定時勤務が基本のパート雇用のため、コロナによって大きく収入が変わるということはありませんでした。企業の規模が大きいということもあり、コロナ渦でも、大幅に収入が減ることなく、安定して雇用を継続してもらえたのは、大変ありがたかったです。

洋菓子工場のバイトに向いている人は?

仕事内容が比較的覚えやすく、毎日同じような作業を繰り返すだけで安定した収入が得られるため、単純作業が好きな人にはおすすめです。

ただし、基本的には立ち仕事であり、製造前の原材料や完成した製品を詰めた段ボールを運ぶ作業を求められるため、ある程度の体力がないと、仕事を続けるのは難しいと思います。

また、幅広い年齢層の人と一緒に働くことが必要であり、近年は外国人労働者も増加しているため、多様な人とコミュニケーションが取れる能力がある方が好ましいでしょう。

接客業のようなコミュニケーション能力や接遇能力を求められるわけではありませんが、様々な人と分け隔てなく接することができ、円満な人間関係を築けることが大事な職場だと言えます。

製造ラインのなかでも、箱詰めや検品のスタッフは、女性スタッフが活躍しているので、子育て後に新しく仕事を見つけたいという女性にもぴったりです。研修制度が整っている企業を選ぶと、しっかり研修を受けてから仕事に就けておすすめです。

洋菓子工場のバイトに必要な資格やスキルについて

洋菓子製造工場では、ラインスタッフの場合、特殊なスキルや資格がなくても働けます。より高い給与を得たい場合や専門的なポジションで活躍したい場合、パティシエの経験があったり、菓子製造技能士や製菓衛生師の資格を持っていると有利です。

正社員としての勤務を希望する人は特に、資格やスキルがある人の方が優遇される業界です。

私が勤務している洋菓子製造工場では、ケーキの仕上げの作業に携わっているのは、洋菓子店やレストランでの実務経験を持つ人や、製菓学校でスキルを身に着けた人が中心になっています。

お菓子の第一印象を決める大事な作業を担うことができるため、責任感があると同時に、やりがいを感じられるポジションではないかと感じます。

今から洋菓子工場で働きたい人へ

洋菓子製造現場では、現在でもある程度までは機械化が進んでいるため、さらなるオートメーション化が進んでも、すぐに人手が不要にはならないと思います。

しかしながら、洋菓子製造業では、Aiを導入して洋菓子の需要予測をしたり、レシピ作成にAiを活用したりする企業も増加しています。

これまでは熟練の職人しか行えなかったような作業をAiに学習させて実現している企業もあるため、職人として経験を積んだからといって、安定した雇用が維持されることを過度に期待し過ぎるのは禁物です。

勤務している企業でAiの導入が進んだ場合であっても、自身のスキルが十分に発揮できるよう、就職後も研鑽を積んで製造のスキルを磨き、一線で活躍できる人材になることが大切です。

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