私は現在30歳、女性、静岡県浜松市に住んでおり、一歳児を育てる専業主婦です。今回はポスティングバイトについて本音でお話ししようと思います。
結構きついという意見もありますし、何をポスティングするかによってもかなり精神的なストレスが違います。
私はバイトをしていたの三重県の実家で住んでいた時にやりました。
普段はパン屋のバイトをしながら月末月初のみ、ポスティングのバイトをしていました。
ポスティングのバイトの仕事内容と時給について
私がやっていのは三重県津市の地域密着型フリーペーパー「つぅぴーす」を各家庭にポスティングしていく仕事です。
会社の名前は株式会社中広といい、本社は岐阜にあるのですが、全国各地様々な地域に支部があり、その地域の密着型の生活情報誌を作成したり、地域イベントの活性化を補助する仕事を行っています。
私が配っていたつぅぴーすは主に三重県津市の様々なお店（飲食店を中心に美容院やエステサロンなど）の紹介とクーポンがついたフリーペーパーです。
友達とのランチやデートでの行き先を考えるのに役立ち、クーポンでかなりお得になるお店もあり、今まで知らなかった穴場のお店を発見できたりするので、津市の皆さんからは愛されていました。
私も、自分が配るようになるまで毎月届くのが楽しみでした。
主な仕事内容は、毎月月末28日前後に発行されるつぅぴーすを、次月1日までに与えられた地域一件一件にポスティングしていくという地道な作業です。
車だといちいち駐車に困りますし、密集した地区だと自転車をいちいちとめるくらいなら、歩いた方が早いという所もあったので、大きな移動は自転車、家がたくさんある所は最寄りのコンビニ等に駐輪し、歩いて配るようにしていました。
ポスティングの時給を換算すると１０００円程度の歩合制
私達の地域は一件10円（地域によって異なります）、大体500件前後回っていたので、毎月約5000円の収入となっていました。
大体時給にすると１０００円前後なのでめちゃくちゃ楽なバイトではありません。
地域を増やしたり減らしたりするのは事前に会社との申し合わせが必要なので、それをしないかぎり、収入は一定です。
担当地域にアパートなどが新しく建って入居者が増えた、などの変化があれば少し増えました。
ほとんどの場合、土地勘があるという意味でも自分が住んでいる地域を任されるため、道に迷うことは無かったですが、発行されてからおよそ三日で配りきらないといけなかったので、天気が悪かったりするとキツかったです。
月末がすべて平日だった場合は、大学の授業が終わってから、夕方必死で配っていました。
ある意味、みなし作業となるので、雇い主と労働者の信用の上になりたっているバイトでしたが、お得な情報誌だったので、2日３日すぎてもポストに入ってないとクレームが来ることもしばしばありました。（入れ忘れによる。）
ポスティングバイトのメリット
メリットとしては以下の6つがあげられます。
- 締め日さえ守れば文句を言われない
- １人でやる仕事なので、煩わしい人間関係の問題が一切ない。
- たっくさん歩くので、ダイエットできる！
- 一件10円と換算しやすく成果がわかりやすい
- 不要なDMと違い、求められる雑誌のため感謝される。
ポスティングの種類にもよるのですが、すでに契約している人に配る場合はかなり精神的に楽です。配っている所を地域の人に見かけられると「わぁ！今月も来た来た。ありがとう～」と感謝されました。
普段パン屋のバイトをしていていましたが、歩合制はやる気がでます。
今までのバイト代は服代や遊びに使っていましたが、ここで稼いだ＋5000円は別口座に貯金できており、勉強が忙しくなってバイトが出来なくなった時のお小遣いにもできました。
ポスティングのバイトのデメリット
またデメリットとしては以下の点があげられます。
- 締め切りがきつい時がある。
- 配り忘れのクレームがかなり来る
- 天候が悪い日はめちゃくちゃ大変
- クレーマー体質の人に弾に当たる
どんなに他の日がヒマでも、月末３日間遅くとも月初2日までに慌ただしく配らなければならないのはかなりきついです。月末月初がすべて平日だった場合地獄になります。
せめて一週間位猶予があれば楽なのですが、早く配りすぎてしまうと、間違って次月用のクーポンを店に出してしまい、店側からも客側からもクレームに繋がるらしいので、そのような日程になっているそうです。
月末月初はめちゃくちゃ忙しいので遊びがいれられません。意外と仕事に波があるというのもポスティングバイトの気つところだと思います。
また、この仕事はみなし作業の部分が多いんです。本当に配ったかどうかなんて本人しか分からないですが、配り忘れると結構な頻度で「今月来てない」というクレームがきます。
実は図書館や主要駅構内、その他公共施設には10部ほど重ねておいてあるので、会社から注意されるたびに、「自力で貰ってこいや…」と何度か思った事があります・・・。
天気が悪くても傘を差して配らなければならない時があります。夏場、天気が良すぎても熱中症になりそになりかけたことも。
さすがに台風等であれば分かって貰えることもありますが、雨天決行だと思った穂ぐあいいです。
後はクレーマーです。
たまに、「要らないから配らないで欲しい」という偏屈な家があるため、そこに再度配ると配り忘れより重大なクレームに繋がるので、しっかり覚えておいて、配らないように注意しないといけないのが面倒でした。
ポスティングのバイトが向いている人は？
デメリットも沢山書いてしまいましたが、基本的には煩わしい人間関係なく、１人気ままに、約五時間（慣れてくれば、天気の良い日で平均して一時間100件）頑張れば月に＋5000円の余裕が出来るので、オススメですよ。
但し、月末月初にはある程度明るい時間帯（治安上、夜のポスティングは控える用に会社から言われてます）にまとまった時間を取る必要があります。
確か、最低ノルマがあったので、自分の都合で担当地域を減らす事は難しいです。
月末月初が何曜日にあたるかはその月次第なので、月曜～金曜までフルの仕事をされていたり、学校が遠かったり、シフトの融通がきかないバイトをされていたりすると厳しいと思います。
どの曜日も、ある程度自由時間があり、体力がある方で、ひとりで黙々とノルマを果たすのが好きな人は向いていると思います。
自分がポスティングというバイトをするまでは、毎月届くのが当たり前で、裏で頑張って届けてくれている人が居ることを考えてなかったです。
私が配っていた雑誌はほとんどの方に喜ばれる雑誌であったため、それが励みになりましたが、もし配っているのが不要なDMで、すぐに捨てられるのかと思ったら心が折れていたと思います。
以来、不要なDMが入っていても、これをポスティングしてくれた人がいるんだな、と寛容な心を持つことができるようになりましたよ！
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